体重計を気にするだけのダイエット方法はお奨めしません

ダイエットというと「=体重を減らす」と思われがちです。痩せるのが目的なので正解なのですが、体重計だけを気にし過ぎて無理に体重だけを減らしてまうダイエット方法は健康上危険です。体重計を気にするだけのダイエット方法はお奨めしません
間違ったダイエット方法を実践してしまうと生活していく上で必要な筋肉や骨まで痩せさせてしまう最悪の結果になる場合もあります。不健康な痩せ方は体調悪化などのリスクが伴います。ダイエットは「健康的に痩せられる」正しい方法を実践しましょう。
また、ダイエットは軽い方法でも少なかれ体を動かしますので疾患をお持ちの方は、事前にかかりつけの医師へ相談してアドバイスを求めてください。

 

体重が重いから肥満?は間違い

「体重が重いと肥満」と思われている方もおられる様ですがそれは間違いです。なぜなら、同じ体重の人であっても「体脂肪率」は人によって違ってきます。「肥満」とは脂肪を過剰に蓄積した状況の事で、判断は体重ではなく体脂肪率を基準に判断するからです。
体重が重いから肥満?は間違いです体組成を考えると人間の体は、水分、筋肉、骨、内蔵、脂肪などから構成されており筋肉は比重が重いので体につくと体重は重くなります。しかし基礎代謝が向上するため体内から消費してくれるエネルギー量も増加してくれるのです。
※この消費エネルギーこそがダイエットの鍵となります。

脂肪は軽いのですが、エネルギーの消費は行いません。ただし軽いといっても積もり過ぎるとその分体重は確実に増え『肥満』となります
ダイエットを実践する上で自分の体脂肪率を知ることも大切です。ダイエットの実践前や実践中の体脂肪率の変化を知る事で体に現れた変化を数値で知ることができます。
体脂肪率の計算は 肥満度(BMI)=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)で出すことができます。(※但し簡易的な計算となります)

 

ダイエットをする上で筋肉は必要です

筋肉と言うとゴツゴツしたイメージが強く、特に女性のダイエットでは敬遠されがちですが『健康的なダイエットの成功』を考えた場合筋肉は絶対必要です。 但しここで言う『筋肉』とはボディービルダーの様な太い筋肉ではなく生活していく上での一般的な筋肉~軽いスポーツができる程度の筋肉と考えてください。
筋肉がある方が痩せる上記でも少し触れた「基礎代謝」は、生命を維持するために体内で自動的に作られるエネルギーを、骨格筋、肝臓、脳などで消費するシステムの事で誰でも持っている機能です。因みにこのエネルギーは食事をとる事により発生し、眠っている間も消費されており、筋肉が多ければ消費するエネルギー量も多くなり、それだけ基礎代謝の効率も良くなり痩せる確率も増えると言うことです。逆に間違ったダイエット方法により、脂肪の他にも筋肉や骨といった望ましくない部分まで痩せてしまうと、その分の基礎代謝も減ってしまうと言う事になります。また、基礎代謝まで減ってしまった場合一度痩せたとても消費するエネルギーが少なくなるのでリバウンド率が上がってしまうケースもあります。ダイエットを実践する上で「基礎代謝」は必要不可欠な関係にあります。

過剰な食事制限をかけたダイエットでは、骨や肝機能などへの必要なエネルギー補給のバランスが心配です。体を壊してしまう原因になる場合もありますので過剰な食事制限をかけたダイエット方法は避けるべきです。
「ただ痩せる」だけではなく「体全体のバランスを考えたダイエット」を心がけましょう。