有酸素運動を理解して自転車に乗る

有酸素運動は、軽い運動を長く続けながら多くの酸素を体内に取り込み脂肪を燃焼させてエネルギーに変える運動です。脂肪を燃焼してエネルギーに変えるためダイエットに有効とされています。
有酸素運動前項でも書きましたが「自転車に乗る事も有酸素運動」となり、ジョギングやウォーキング・エアロビクス・水泳等も有酸素運動の部類に属します。トレーニング的に言うと、力よりも持久力を養うトレーニングです。
有酸素運動とは逆に「無酸素運動」と言う運動がありますが、こちらの方は短時間の激しい運動が中心となり体内に酸素を取り入れません。(息をしないわけではありません)重量挙げやボディービル・短距離走・腹筋運動やスクワット等の筋トレ等がこの部類にあたり太い筋肉と力を養うトレーニングです。


ダイエットにはローパワー運動

「有酸素運動」は脂肪を燃焼させてエネルギーに変えてくれる運動です。有酸素運動に適した運動の強度は、自転車も含めウォーキングや水泳等のように「軽い動きを時間をかけて繰り返すローパワー領域の運動強度」が求められます。
重いバーベルを一気に持ち上げる様なアクションを繰り返すハイパワー領域の運動強度は脂肪をエネルギーとして使いませんので今回は必要としません。

自転車に乗る事=有酸素運動(ローパワー領域の運動)
通勤や通学、買い物を含めた自転車での移動がトレーニングジムに設置してあるフィットネスマシーンと同等のダイエット運動になり自転車を生活に取り入れればダイエットの効果は勿論のことガソリン代や諸々の交通費も浮いて一石二鳥と言うわけです。

 

 

注意事項

自転車に乗って有酸素運動をはじめる際の注意事項としては「最初から無理はしない」事が大切です。ダイエットを決心すると気合が入りすぎてオーバーワークになりがちです。
自転車生活オーバーワークになると体を傷めたり疲れ等からリタイヤの原因となりますので自分の体力に合わせたペースではじめましょう。
最初のうちは20分~30分を1日に一回程度からはじめて、慣れてきたら少しずつペースを上げていくと良いでしょう。
自転車を漕ぐスピードは普通よりやや強めが望ましく、ギアに関しましては重いギアを使う必要はありません。自分の漕ぎやすいギアを選択してください。
また、有酸素運動での脂肪の燃焼効果は一般的に運動開始から20分経過した頃より良い効果が現れると言われています。